2月18日、鹿島アントラーズの岩政大樹コーチが練習後のオンライン取材に応じた。チームは19日に控えるリーグ開幕戦のガンバ大阪戦に向けて調整を進めている。白星スタートを狙う一戦で、チームに合流できていないレネ・ヴァイラー監督に代わって指揮を執る。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹コーチ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

相手は片野坂監督のG大阪。「試合のなかで対応していきたい」

 鹿島の2022シーズンの開幕戦は、岩政大樹コーチに指揮を委ねられることになる。今季からチームを率いるスイス人のレネ・ヴァイラー監督がまだチームに合流できていないため、岩政コーチが監督代行としてG大阪戦で采配を振るう。

「(G大阪は)片野坂(知宏)監督がやられているという情報はもちろん入っていますし、片野坂監督のサッカーというのは大分でやられていることがベースとなっている印象もあります。当然、そこからアップデートされているところもあると思うので、そこは試合のなかで対応していきたいです」

 鹿島は2017年以降、5シーズンにわたって開幕戦で結果を残せず、スタートダッシュに失敗している。最後に開幕戦白星を挙げたのは、今節の舞台でもあるパナソニックスタジアム吹田。その2016年は最終的にリーグ優勝も手にしているだけに、そのときと同じ場所でスタートダッシュを切り、シーズン序盤から快進撃を見せたいところだ。

「最初に選手たちに伝えていたのは“5試合負けなしで監督に引き継ぎたい”という話だったのですが、(プレシーズンマッチの)水戸戦で負けてから僕の心境が変わりまして、“5連勝で監督に引き継ぐ”ということを宣言しました。なので、一戦必勝で、すべて勝って監督につなげることを目標にしています」

 6シーズンぶりのタイトル奪還へ。新生鹿島の新たな挑戦が始まる。


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