1月25日、鹿島アントラーズの土居聖真が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前日に宮崎に入り、この日からひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でのトレーニングを開始した。新シーズン開幕に向け、新キャプテンに就任した土居聖真が胸の内を明かした。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「素晴らしい雰囲気のなか、素晴らしいトレーニングを積めています」

 宮崎でのトレーニングキャンプが始まった。選手たちは1月24日に宮崎に入り、これから練習試合もこなして2月4日まで南国の地で練習に励む。まもなく始まる2022シーズンに向けて、ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で準備を進めていく。

「始動日からすごくいい雰囲気でできていると思います。宮崎に入ってからも変わらず、素晴らしい雰囲気のなか、素晴らしいトレーニングを積めています」

 1月25日のオンライン取材でそう話したのは、今季からキャプテンを務める土居聖真だ。新たにチームを率いるレネ・ヴァイラー監督は不在だが、岩政大樹コーチらスタッフのもとで「戦術の落とし込みや、技術面、フィジカル面のところも今のところバランスよくできている」と充実したトレーニングを積み重ねている。

 また、今年からキャプテンに就任したことについては、「チームで決めたこと。“できるか?”と聞かれて、“はい、やります”と即答しました」と経緯を明かし、「“誰がキャプテンだろうと、やることは変わらない”というスタンスなのが鹿島だと思います。チームスポーツなので、みんなで強いチームを作り上げていく」と抱負を述べた。

「みんなが同じ方向を向けるように僕も手助けできればと思います。同じ方向を向く選手が多ければ多いほど本当に強いチームになっていくと思うので、小さなことにも気を配りながら、チームをサポートできればいいです」

 2月18日のJ1リーグ開幕(鹿島の開幕戦は19日のアウェー・G大阪戦)に向け、土居キャプテンを先頭に新生鹿島が歩を進める。


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