11月6日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは3日のJ1第34節でサンフレッチェ広島に勝利し、リーグ戦2連勝を挙げた。来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指し、次はホームで浦和レッズと戦う。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「サポーターのみなさんと一緒に喜べるように」
11月3日に行なわれた前節はアウェーの地で広島から4ゴールを奪い、快勝を収めた。10月27日には天皇杯で敗退し、今季の無冠が決まってしまったものの、リーグ戦では2連勝を挙げ、来季のACL出場権が与えられる3位入りを目指してまい進する。
「我々にとってはそれ(ACL出場権)が残された目標です。浦和戦に限らず、残りの4試合すべてにおいて、目の前にある試合が一番大事。そこに向けて良い準備ができていると思います」
相馬直樹監督はそのように現在のチーム状況を語る。そんな中で迎える11月7日の次節の相手は浦和だ。現在、勝ち点59で並ぶライバルをカシマスタジアムに迎え、上位直接対決に臨む。9月以降、ホームでは公式戦1勝4敗と成績が振るわないが、深紅のサポーターの前で勝ち点3を挙げ、ラスト3試合に向かいたいところだ。
「(浦和は)形がはっきりしているチーム。我々としては狙いどころを明確にしながら、攻撃も守備もできるように。ホームゲームになりますので、サポーターのみなさんと一緒に喜べるように、と思っています」
ディープレッドの色に染まるスタンドに歓喜を届けるべく、相馬監督率いる鹿島が浦和戦で勝利をつかむために全力を注ぐ。