セレッソ大阪GKキム・ジンヒョンが、重圧をはねのけて勝利に貢献することを誓った。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の相手は浦項(韓国)。母国からの注目を力に変えて、桜のゴールを守り抜く決意だ。

上写真=C大阪の守護神として在籍13年目のシーズンを戦っているキム・ジンヒョン(写真◎CEREZO OSAKA)

浦項の試合はチェック済み

「明日はホームだし、しかも相手は韓国のチーム。上を目指して、みんなと良い試合をしたい」

 C大阪は9月15日のACLラウンド16で、浦項(韓国)と対戦する。ホームの長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)での一発勝負に向けて前日会見に臨んだキム・ジンヒョンは、勝ち抜きへの強い意欲を示した。

 Kリーグでの浦項の戦いを何試合かチェックしたことを明かし、「主力選手を何人か引き抜かれ、ダメージがあるかと思っていましたが、主力がいなくても戦えるチーム」とコメント。「組織などをみんなが理解して、一つになって今季も良い結果を出している。まとまっているチームじゃないかと思う」と警戒した。

 韓国メディアの注目度の高さを表すかのように、この日のオンライン会見には韓国からの出席者も多かった。母国のクラブとの対戦にプレッシャーを感じるか、との質問には「プレッシャーがないということはない。自分の国のチームだし、良いパフォーマンスを見せなければいけない状況」と正直な思いを語っている。

 ただ「そこばかりに(意識が)行ってしまうと、自分の役割が果たせない。まずはチームのために勝つことを考えていけば、良い方向に行くんじゃないかと思う」との考えも述べた。東国大(韓国)卒業後の2009年にC大阪に加入し、在籍13年目のシーズンを戦っている桜の守護神が、悲願のアジア制覇に向けて母国のクラブに立ちはだかる。


This article is a sponsored article by
''.