上写真=増山朝陽が再び輝くために大分への完全移籍を決意した(写真◎VISSEL KOBE/J.LEAGUE)
「毎日が楽しくて得るものがたくさんありました」
増山朝陽は福岡県出身のアタッカー。豊富な運動量と突破力が大きな魅力で、2020年シーズンに期限付き移籍でプレーしていたアビスパ福岡でその韋駄天ぶりを発揮、J1昇格の原動力となった。その実績を引っさげて神戸に復帰したが、このタイミングで強い心意気を感じさせる完全移籍を決断した。今季の神戸では、J1リーグ17試合出場、ルヴァンカップ6試合出場1得点、天皇杯2試合出場という記録を残している。
「大分トリニータに携わる皆さま、はじめまして、増山朝陽です。この難しい状況を少しでも変えることができるように全身全霊で取り組みます。いい時も悪い時も一つになって困難を乗り越えましょう。必ず成し遂げられると信じています。これからよろしくお願いします」
九州への帰還で、20チーム中19位と苦しむ大分を救う存在になりたい。
神戸のファン・サポーターにはクラブを通じてメッセージを送っている。
「この度大分トリニータに完全移籍することになりました。
ヴィッセル神戸でプロ生活を始めさせてもらって在籍7年目になりますが毎日新鮮で、すごい選手たちと一緒にプレーをさせてもらって毎日が楽しくて得るものがたくさんありましたし、皆もすごく人柄もよく充実した日々でした。思い返すと沢山の思い出があり言葉では表せません。
こんな僕ですが温かくいつも応援してくれたファン、サポーターの皆さまには感謝しかありません。もっとこのチームで活躍したい気持ちもあり、とても難しい決断でした。
行くからにはしっかり活躍して皆さまに『行ってよかったね』と言ってもらえるように1日1日大切に過ごします。本当にお世話になりました。ありがとうございました」
増山朝陽(ますやま・あさひ)
■背番号:39
■ポジション:MF
■身長/体重:173cm/72kg
■出身:福岡県
■生年月日:1997年1月29日(24歳)
■経歴:板付ウイングSC - 板付中 - 東福岡高 - ヴィッセル神戸 - 横浜FC - ヴィッセル神戸 - アビスパ福岡 - ヴィッセル神戸