セレッソ大阪MF清武弘嗣が、7月16日にオンラインで報道陣の質問に答えた。ヨドコウ桜スタジアムの、こけら落としとして開催される17日のJ1再開初戦での勝利への意気込みを語っている。

上写真=J1再開初戦に向けて調整を進めた清武(写真◎CEREZO OSAKA)

ホーム3カ月ぶりの有観客試合

 6月は明治安田生命J1リーグの試合がなく、中旬以降にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いに臨んだC大阪は、タイで集中開催されたグループステージを首位で通過。J1再開初戦となる7月17日の第20節では、ホームでヴィッセル神戸と対戦する。

 この試合は、新しくホームとして使用するヨドコウ桜スタジアムの、こけら落としとして開催される。長居球技場(旧キンチョウスタジアム)を増改築して誕生した同スタジアムで、C大阪は6月9日の天皇杯2回戦を戦っているが、リーグ戦の開催は初めて。『CEREVOLUTION(セレボリューション)』と題した数々のイベントが用意されており、クラブが一丸となって盛り上げと勝利を目指す一戦だ。
 
 ACLの結果を「過密日程の中で良い結果を持ち帰ることができたのは、チームにとってすごくポジティブ」と語った清武だが、J1については「Jリーグは戦い方も違うし、レベルも、強度も上がると思う。難しい試合になるのは間違いない」とコメント。ボール支配率で上回る試合ばかりだったACLとは異なる戦いになるとの見方を示した。

 ヨドコウ桜スタジアムについては「(天皇杯でプレーしたときは)有観客ではなかったので、あまりイメージが湧かなかったですが、ピッチと観客席が近いのが分かった」と語った。その上で「専用スタジアムになって、見る人も、プレーする選手も楽しめるスタジアムだと思う」と期待を寄せている。

 C大阪は前述の天皇杯に加え、5月のリーグ戦ホームゲーム2試合も無観客開催だったため、ホームでの有観客試合は4月18日以来、約3カ月ぶり。すでにチケットは完売しており、清武も「久しぶりに観客の皆さんが入って、ヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦初試合ということで、すごく楽しみ。新しいスタジアムで新しい、良いスタートを切れれば」と決意を新たにしていた。


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