7月9日、鹿島アントラーズの和泉竜司が練習後のオンライン取材に応じた。チームは7日の天皇杯3回戦で栃木SCを破り、次のラウンドへと駒を進めた。11日にアウェーで行なわれるJ1第22節柏レイソル戦を前に、ケガから復帰した和泉竜司が思いを明かした。
上写真=7月9日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう和泉竜司(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「コンディションは徐々に上がってきている」
7月7日の天皇杯3回戦栃木戦で、和泉竜司がスターティングメンバーに名を連ねた。3月17日のJ1第5節福岡戦以来となる先発出場。その試合で負傷交代し、右大腿二頭筋腱損傷との診断を受けて3カ月間の戦線離脱を余儀なくされた。6月にベンチに戻ってきてからは、短い時間での途中出場が続いていた。
「復帰してから途中出場が続いていたけれど、この前の天皇杯では久しぶりにスタートから出て、長い時間、出場することができました。コンディションは徐々に上がってきているし、スタートからでも、途中からでも、自分のやれることをやって、チームの勝利に貢献できたらと思っています」
そのように状態の良さについて言葉にする和泉は、すでに次のJ1第22節柏戦に照準を合わせる。「目の前の相手に勝つために、自分たちが今までにやってきているものをしっかり出すことが大事だと思う」と、柏戦でも試合の主導権を握って勝利を目指す。
「みんな、いい準備ができていると思います。誰が(試合に)出てもやるべきことをしっかりやって、アウェーで勝ち点3を取って、帰って来られるように。(試合まで)残りの時間は少ないけれど、いい準備をしたいなと思います」
帰ってきた背番号11が、鹿島を公式戦3連勝へと導く。