7月6日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節では北海道コンサドーレ札幌に快勝し、東京五輪前の最後のホームゲームを白星で飾った。アウェー戦が続く7月、まずは7日の天皇杯3回戦栃木SC戦に照準を合わせる。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
栃木の印象。「ゴールに向かう部分、ボールを奪う部分を徹底」
7月はアウェーゲームが続く。リーグ戦では第22節柏戦(11日)、第2節G大阪(24日・延期試合)が控える中、7日には天皇杯3回戦でJ2の栃木とカンセキスタジアムとちぎで対戦する。
相馬直樹監督は「ゴールに向かう部分、ボールを奪う部分を徹底して、こだわってやってくるチーム」と栃木の印象を話す。リーグ戦のカテゴリーが違う相手でもあるだけに、「相手のペースにならないことが大事になります。相手がどう攻めくるか、ということに対して、きちんと対応しなければいけないし、相手にリズムを渡さないようにしなければいけません」と、臨機応変に戦う必要があることを強調する。
「そのためには、最初のボールの接点のところが重要になってきます。まずはそこでしっかりできてこそ、セカンド(ボールを拾えること)になるのかなと思っています」
球際の攻防を制し、セカンドボールをより多く回収すること。栃木を撃破するために、鹿島がやるべきことは明白だ。相手チームがリーグ戦で本拠地とするスタジアムに乗り込み、次のラウンドへの進出を狙う。