ガンバ大阪の松波正信監督と倉田秋が30日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3節、チェンライ・ユナイテッド戦(日本時間1日・25時)の前日会見に出席した。グループHの首位に立つG大阪だが、チェンライ・Uも大会で1勝を挙げており、気は抜けない。4節も同じく顔合わせで戦うことを踏まえても、『初戦』に勝つことが重要だ。

上写真=前日会見に出席した倉田秋(写真提供◎ガンバ大阪)

第4戦を有利に進められるように

 チェンライ・Uとの『連戦』に向けて松波監督が意気込みを語った。

「グループリーグでいま勝ち点が近い状況でもありますし、第3戦、第4戦と同じチームとの戦いになるので、まずはこの第3戦でしっかり勝ち点3を取って、第4戦を有利に進められるようにと思っています」

 グループステージは中2日で6試合を戦うが、第3節と第4節は同じチームとの連戦になる。当然ながらその初戦で相手を叩き、2試合目につなげたいところ。G大阪はここまで2戦を終えて1勝1分けの勝ち点4を獲得し、現在グループHの首位に立つ。チェンライ・Uは1勝1敗で勝ち点3で3位。手にしている勝ち点に大きな差はない。

 チェンライ・Uの試合を見た指揮官は「非常に粘り強く戦いますし、一人ひとりの力はタイリーグもすごくレベルが上がっていますので、決して名前だけで戦えるわけではない」と分析。全北現代戦のように開始早々に失点して試合を難しくすることがあってはならないと気を引き締める。「ゲームの入りの部分は、リスクを冒さないようにまずは失点をしないことを意識しないといけない。失点シーンは細かいポジショニングのところだと思いますが、そこはすでに修正できていると思います。ゲーム全体としてはしっかりリスクを冒さずにというところはあります」と、攻守のバランスを見極めることが重要と話した。

 会見に出席した倉田も松波監督と同様に第3節が重要な試合になると強調する。

「僕たちの目標であるグループリーグ突破に向けては、明日の一戦は本当に大事な一戦になると思います。全員で勝利に向かって戦いたい」

 グループ最大のライバルは全北現代だろう。第6節の再戦に万全の状態で臨み、決勝トーナメント進出を果たすためにも、チェンライ・U戦でポイントを落とすわけにはいかない。


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