5月20日、鹿島アントラーズの沖悠哉が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ4連勝中と好調を維持し、またルヴァンカップもAグループの首位でプレーオフステージ進出を決めた。U-24日本代表にも選出された守護神は、さらなる戦いを見据える。

上写真=5月20日、鹿島アントラーズのトレーニングを行なう沖悠哉(写真◎KASHIMA ANTLERS)

東京五輪へ向けて。「代表活動の毎日を充実したものに」

 3月に続き、鹿島の守護神が東京五輪世代のU-24日本代表メンバーに名を連ねた。「招集されたことは非常にうれしく思います。鹿島での試合の結果だったりを見てもらっての招集だと思うので、鹿島の名に恥じないようにしっかりプレーしたい」と沖悠哉は6月の代表活動への意気込みを話し、前回は試合出場機会がなかったことから「悔しい思いを持って、その後のJリーグ(の試合)や日々の練習に取り組んできたつもりです。自分の中ではリベンジを果たすチャンスだと思うので、代表活動の毎日を充実したものにできるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 ただし、「代表活動までにまだ試合があるので、まずは目の前の試合に向けて一つひとつやっていけたら」と、沖はその前の鹿島での戦いに集中する。チームはリーグ戦4連勝中と好調を維持しているが、次節から3位鳥栖戦(5月22日・第15節)、9位C大阪戦(5月26日・第16節)、そして1位川崎F戦(5月30日・第17節)と、中3日で強敵との3連戦が待ち受ける。まずはアウェーでの鳥栖戦に向け、沖は気を引き締める。

「4月末から連戦が続いていますが、負けることなく来られています。(相馬直樹)監督に求められていることがしっかりできているからこそ、結果がついてきていると思っているので、(これからも)ブレることなくやり続けることが大事です。5月が終わるまで鳥栖、セレッソ、川崎と連戦が続きますが、その後も試合は続いていきますし、1年を通した中での1試合でもあるので気負うことなく、自分たちがやるべきことをしっかりやって、なおかつ結果がついてきたらいいです」

 日の丸も背負う21歳の守護神は、チームがさらに連勝を伸ばしていくために最後尾で支え続ける。


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