5月9日、明治安田生命J1リーグは第13節が開催され、鹿島アントラーズはFC東京とカシマスタジアムで対戦。序盤から相手陣内に攻め込むと、CKから町田浩樹が先制点を奪取。その後、松村優太が追加点を奪い、後半には上田綺世がダメ押し点を挙げて快勝した。

上写真=前半にCKから鹿島の町田浩樹がヘディングで先制ゴールを決める(写真◎J.LEAGUE)

■2021年5月9日 J1リーグ第13節(@カシマ/観衆7,346人)
鹿島 3-0 FC東京
得点:(鹿)町田浩樹、松村優太、上田綺世

・鹿島メンバー◎GK沖悠哉、DF常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也、MF松村優太(66分:ファン・アラーノ)、三竿健斗、レオ・シルバ(86分:小泉慶)、白崎凌兵(78分:遠藤康)、FW土居聖真(86分:上田綺世)、荒木遼太郎(78分:ディエゴ・ピトゥカ)

・FC東京メンバー◎GK波多野豪、DF蓮川壮大、森重真人、ジョアン・オマリ(46分:ブルーノ・ウヴィニ)、小川諒也、MF三田啓貴(46分:安部柊斗)、アルトゥール・シルバ(75分:アダイウトン)、青木拓矢、東慶悟(46分:中村拓海)、FWディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑(68分:田川亨介)

ホームのサポーターの前で監督交代後リーグ戦初勝利。「一緒に喜べてうれしい」

 J1リーグ戦の前節で3-0と快勝した鹿島と、リーグ戦4連敗中のFC東京の対戦。最近のチーム状態が表れたかのような前半の試合展開となった。立ち上がりから鹿島がボールを保持してFC東京陣内に攻め込むと、22分に荒木遼太郎のCKから町田浩樹がヘディングシュートを決めて先制。さらに45分には松村優太にJ1初ゴールが生まれ、鹿島が前半を2点リードして終える。

 後半は陣形を変えて反撃を試みるFC東京に何度かチャンスをつくられたが、守備陣がゴールを許さない。鹿島も攻め手をゆるめずに追加点を狙う。すると、途中出場の上田綺世が87分に遠藤康のクロスからチームの3点目を決めて勝負あり。鹿島がホームで快勝を収めた。

「ホームにFC東京を迎える中で、たくさんのサポーターの方々に集まっていただきました。ありがとうございます。僕(が監督)になってからホームではルヴァンカップでしか勝っていなかったので、リーグ戦は今日が初勝利。(サポーターと)一緒に喜べて非常にうれしく思います。簡単ではないゲームで先に(点を)取り、追加点を取り、最後に突き放す。そして3-0で終わりました。選手たちが今日のゲームの入りから、最後の終わるところまで集中し、エネルギーを出し切ってやってくれたことに感謝したいです」

 鹿島の相馬直樹監督はそのように試合を振り返り、リーグ戦では2試合連続となる3-0の勝利を喜んだ。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE


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