上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
アルトゥール・カイキについても言及。「必ず力になってくれる」
J1リーグ前節の横浜FC戦(3-0)では、再び勢いを取り戻す白星を手に入れた。就任後は2連勝の後、引き分けが2つ続いていたが、攻守がかみ合って公式戦3試合ぶりの完封勝利を挙げた。
その勢いのまま、5月5日にはカシマスタジアムでルヴァンカップ第5節福岡戦を戦う。前節で勝利を逃してグループステージ突破を決めることはできなかったものの、今節で引き分け以上の結果を残せばプレーオフステージ進出となる。ホームのサポーターの前で、次なる舞台への扉を開けたいところだ。
「目の前の一戦に集中してパワーを出す。勝利に向けていい準備をして、持っているものすべてを思いっきり出して、ということが大前提になります。それをやれば、我々が望むものを手に入れることができ、最終的に次のステージへの進出を決められると思っています」
相馬直樹監督は福岡戦を前に、そのように意気込みを語った。また、チームに合流して2週間が経つ新戦力のアルトゥール・カイキについても言及。「徐々に特徴も見え始めている。特にゴールに向かうところ。ボールを持ってもそうだし、持っていないときも、そういう感覚を持っていると感じる」と指揮官は話し、「明日の試合かどうかは分かりませんが、必ず我々の力になってくれる」と期待の言葉を口にした。
相馬監督が「みんながいい準備をしてくれている」というように、チーム全員で必勝を期して臨む福岡戦。監督交代後、いまだ負け知らずの新生鹿島が、ホームのサポーターに勝利を届ける。