4月9日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。前節の柏レイソル戦ではリーグ戦5試合ぶりの白星を挙げ、連敗を止めた。ここから巻き返しを図るためにも、4月11日のアウェーの北海道コンサドーレ札幌戦では連勝を狙いたいところだ。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「心理的な影響もあってか」。守備の課題に言及
3月10日の第3節湘南戦で今季のリーグ戦1勝目を挙げてから、なかなか勝利をつかむことができなかった。第5節福岡戦からは3連敗を喫したが、前節の柏戦でようやく今季2勝目を手に入れた。
「(前々節は守備)ラインの押し上げができていなかったところもありましたが、この試合(柏戦)ではしっかりとできていました。ここ数試合はおそらく心理的な影響もあってか、ちょっと人に食いつきすぎて、ゾーンが空いてしまうこともありましたので、修正していきたいと思います」
ザーゴ監督はそのようにチームの守備面について言及する。柏戦で挙げたリーグ戦5試合ぶりの勝利を巻き返しへのきっかけとするためにも試合内容を改善し、次戦へ向かっていく。4月7日から中3日で迎えるのは、アウェーの札幌戦。昨季はリーグ戦2戦2敗を喫した相手との一戦でもある。
「今のチームの状況の中でどういうふうに戦うのかということを考えなくてはいけないし、良い状態の選手を選んでいかないといけません。まだ時間があるので、しっかりとまた見極めたい。重要なのは集中力と注意力を(試合で)継続させること。それができれば良い成果が出るようになり、上位陣にも近づくようになっていくのでないかと思っています」
前節に続き、次節も同じ勝ち点で並ぶ相手との対戦となる。札幌からも勝ち点3を獲得し、さらに順位を上げていきたいところだ。