3月25日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは次戦でアビスパ福岡とのルヴァンカップ第2節に臨む。J1リーグ戦はここまで1勝1分け3敗と成績が振るわないが、ルヴァンカップでは快勝した初戦に続き、連勝したいところだ。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
巻き返しへチーム一丸。「みんなで改善していこう」
直近の試合では、全勝中の名古屋に0-1で敗れた。その前の福岡戦に続き、無得点でのリーグ戦2連敗。チームの現状についてザーゴ監督は「全体的に向上しなくてはいけないところ、成長しなければいけないところが多くあると思います」と話す。
ただ、その中で指揮官は「その試合の状況、(プレーする)ゾーンによって、してはいけないミスがある。そこをみんなで改善していこうと話して、今週の練習は非常に高い意識で、改善するための練習メニューにも取り組んでいる」と明かす。勝利から遠ざかっている現状を打破し、これから巻き返していくために、チーム一丸となってトレーニングを重ねているようだ。
リーグ戦は代表ウィークのため中断しているが、週末の3月27日にはルヴァンカップのグループステージ第2節福岡戦が控えている。同大会ではグループステージ第1節で鳥栖に3-0と快勝し、白星スタートを切っただけに、2連勝を狙いたいところだ。「(初戦は)ホームで勝っているので、次のアウェー戦でもしっかり勝って、ルヴァンカップで良い成績を残せるように努力していきたい」と、ザーゴ監督も意気込む。
そして、「非常に良い準備ができている」と、ザーゴ監督はトレーニングでの手応えを口にする。3月17日のJ1第5節で苦杯をなめさせられた相手との“再戦”で、悪い流れを断ち切るための勝利を目指す。