3月4日、鹿島アントラーズのザーゴ監督が練習後のオンライン取材に応じた。前日3日のルヴァンカップ第1節でサガン鳥栖を相手に今季初勝利を挙げ、2日後のJ1第2節ガンバ大阪戦へと向かっていく。リーグ戦初勝利も目指し、ザーゴ監督は次戦に照準を合わせる。

上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズのザーゴ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

昨季2位のG大阪を警戒。「昨年よりも強くなっている」

 3月3日のルヴァンカップ第1節鳥栖戦で3-0と快勝し、勢いを持って再びリーグ戦に臨む。清水とのJ1開幕戦では逆転負けを喫しただけに、次節のG大阪戦はリーグ戦の連敗を阻止すべく、ザーゴ監督は勝利を目指す。

「(G大阪は)昨年よりも強くなっているチーム。第1節のヴィッセル戦は非常に良い内容だったと思います。昨日は残念ながらコロナの影響で試合(名古屋対G大阪)が中止になってしまいましたが、僕らは開幕戦を黒星でスタートしたので、優勝候補の一つであるガンバとの直接対決で、アウェーでしっかりと勝利を手にすることができればと。そこでJリーグにおいての初勝利を目指したいと思います」

 昨季は1分け1敗と、難敵G大阪から勝利を挙げられなかったものの、「昨年、アウェーでガンバと試合をやったときには非常に良い内容だった。勝利に値する内容を見せていた」と、指揮官はアウェーでの一戦で手ごたえをつかんでいたようだ。今回は良い内容を勝利につなげるために、「みんなで強度を上げながら、やるべきことをやり続けることが大事」と、言葉に力を込める。

 3日のルヴァンカップ鳥栖戦では、試合の終盤に杉岡大暉をセンターバックでも起用した。「杉岡選手はセンターバックの経験もあります。現状としてセンターバックは4人しかいないので、何か緊急事態が起きたときの一つのオプション」と指揮官は説明する。昨季終盤はケガで離脱していた和泉竜司や白崎凌兵も戦列復帰し、充実した戦力でJ1のリスタートを切る。


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