2月12日、鹿島アントラーズは宮崎キャンプ10日目のトレーニングを行なった。午前練習の後、オンライン取材に応じたのはエヴェラウド。昨季は得点ランク2位の18得点を挙げ、ベストイレブンにも選ばれたストライカーは2年目の開幕に向けて準備を進めている。

上写真=宮崎キャンプでのトレーニングを行なうエヴェラウド(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「また新たな目標を持ちながら」

 昨季、鹿島を前線でけん引したストライカーは、宮崎キャンプでフィジカルコンディションの向上に努めている。ブラジルから再来日した後に自宅での隔離期間を経てチームに合流。そのため、他の日本人選手よりも調整が遅れており、「もしも開幕が明日だと言われたら出場することは難しい」と言う。だが、「まだ2週間あるので、そこまでにしっかりと(状態を)上げられる」と、2月27日の開幕戦(清水戦)に向けてトレーニングに励んでいる。

 加入2年目は、「クラブの(創立)30周年ということもあるので、全員でしっかりとシーズンを戦って、総力戦でクラブが置いている目標を達成できれば」と意気込む。その「目標」とは、もちろんタイトル獲得だ。昨季の個人成績については、「(得点ランク)2位は悪くないし、ベストイレブンに入ることができたのは喜ばしい」と話すものの、「それは過去のこと。今シーズンもまた新たな目標を持ちながら」と、新たな戦いへと気持ちを切り替える。

「まずはしっかりとシーズンを戦うための体力づくり」。エヴェラウドに焦りはない。「アントラーズで歴史をつくりたい」と、クラブが積み重ねてきた優勝の星をさらに増やすべく、開幕戦からゴールへと向かっていく。


This article is a sponsored article by
''.