2月9日、鹿島アントラーズは宮崎キャンプ7日目のトレーニングを行なった。午前練習の後、オンライン取材に応じたのは犬飼智也。新シーズンでのタイトル獲得に向けた思いを語りつつ、そのためには守備の改善が必要であることを強調した。

上写真=宮崎キャンプでのトレーニング中の犬飼智也(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「昨年のままではタイトルは取れない」

 鹿島の最終ラインを統率するディフェンスリーダーは、新シーズンのタイトル奪取に燃えている。「タイトルはチームとして取らないといけない。それは毎年言っていますが、今年は(クラブ創立)30周年ということもあるし、選手としても意識しなければいけないところなので、例年以上にタイトルを欲しています」と、加入4シーズン目の抱負を語った。

 そんな強い思いで臨む宮崎キャンプでは、「練習からバチバチやり合えている。新しい選手も入ってきて、みんな意欲的にトレーニングに取り組んでいるので、良い競争ができている」と手ごたえを感じている。「優勝を本気で目指そうって言うだけじゃなく、プレーとか練習への取り組みからもそういう(タイトル獲得を目指す)姿勢が見られる」と、チームの雰囲気の良さについても言及した。

 優勝するためには、センターバックとして失点数を減らすことも重要だ。「1試合平均1失点以下というのは、目標というよりも義務だと思っています。そこは強く意識してやりたい」と、44失点を喫した昨季から守備の改善に努める。「昨年のままではタイトルは取れない。昨年にプラスアルファできれば、タイトルを取れるチームになると思っています。早く開幕してほしい。楽しみです」。鹿島の守備職人は自信を持って、新たな戦いに向かっていく。


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