2月4日、鹿島アントラーズの宮崎キャンプでのトレーニングが始まり、土居聖真がオンライン取材に応じた。この日の午前に行なわれたトレーニングの様子を振り返り、チームの状態や、シーズン開幕に向けての思いを話した。
上写真=宮崎キャンプでのトレーニングに励む土居聖真(写真◎KASHIMA ANTLERS)
開幕まで3週間。「しっかり準備できれば」
キャンプ地の宮崎市内で午前練習を終えた後、オンライン取材に応じた土居聖真には疲労もあったのかもしれない。前日に鹿嶋から移動して宮崎に入り、さっそく午前からトレーニングを開始。「キャンプインするまでにも(練習期間が)2週間以上あって、そこでフィジカル的なこと(トレーニング)は全部済ませてきた」というように、キャンプ前から体を追い込んできた。自身は「40パーセントくらいかな」と、現在の体の状態について明かす。
それでも、「練習の内容だったり、みんなの声がけを見ていると、ポジティブな練習ができた。メンバーが昨年とそんなに変わらないので、昨年と違ってゼロからというよりかは、積み重ねを意識してやれている」と手ごたえを感じている。J1開幕戦(2月27日)は3週間後に迫っているが、「シーズン開幕にピークをもっていけるようにできれば」と、初戦の清水戦に向けて着々と準備を進めている。
「鹿島アントラーズは昨シーズン、開幕スタートに苦しんだ」と振り返るように、昨季はキャンプ直後のACLプレーオフ、ルヴァンカップ第1節に敗れ、リーグ戦でも開幕から4連敗を喫した。それだけに、「そこは一つの修正ポイント、見直さなければいけないポイントだと思うので、同じにならないようにしっかり準備できればと思います」と土居。昨季の経験を踏まえ、今季はスタートダッシュを狙う。