鹿島アントラーズの2021シーズンが始動し、2日目となった1月21日、新たに選手会長に就任した広瀬陸斗がオンライン取材に応じた。チームに加入して2年目となる今シーズンに懸ける思いや、タイトルへの意気込みを言葉にした。

上写真=オンライン取材に応じる鹿島アントラーズの広瀬陸斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「大事なときに俺でいいのか…」

 キャプテンの三竿健斗らとともに、今シーズンの鹿島を広瀬陸斗が引っ張る。昨シーズンの選手会長を務めた犬飼智也から「陸斗、選手会長ね」と指名を受けたことを明かし、「俺でいいんですか? 大丈夫ですか、俺で? ってなりましたけれど、拒否権はないので、『分かりました』という感じです」と、加入2年目で大役を引き受けた。

「(クラブ創立)30周年という大事なときに俺でいいのか…」という戸惑いもあったようだが、「(選手会長に)なったからにはチーム、選手の中でも、みんなから何でも言ってもらえるような存在でありたい」と所信表明。そして、「(今シーズンは)絶対に優勝しなければいけないので、日々、良い環境で、良いコミュニケーションを取って、チームを優勝させたいと思っています」と抱負を述べた。

 昨シーズンは開幕から右サイドバックの定位置をつかんだが、8月にケガを負い、その後は出番が限られた。「ケガの状態はもう全然大丈夫」と話すとともに、「プロに入って初めて、チームの全体練習(始動)の前にトレーニングをしていたので状態は良い」と、万全のコンディションで新シーズンを迎えていることを強調する。

 そして、「毎年そうですけれど、優勝しなければいけない。それが義務です。今年は(クラブ創立)30周年ということで、チーム全体でそれに懸けています。このコロナという状況もどうなるのか分かりませんので、日本も良くなってくれればと思います」と、新シーズンへの思いを語った。


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