上写真=右から川浪、今津、藤井の3選手。今季の新しいユニフォームに袖を通した(写真◎石倉利英)
「サンフレッチェファミリーの一員に」
今季の広島の新加入選手は、GK川浪吾郎(ベガルタ仙台から完全移籍)、DF今津佑太(ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)、MF藤井智也(立命館大から新加入。2020年は特別指定選手として広島でプレー)、FWジュニオール・サントス(柏レイソルから完全移籍。20年はシーズン途中から横浜F・マリノスに期限付き移籍)の4人。このうちJ・サントスは広島市内のホテルで来日後の自主隔離中のため、事前収録した映像での参加となり、残る3選手が会見に出席した。
広島は新シーズンから『ファン・サポーターの皆さま』という表現を『サンフレッチェファミリー』に統一することを発表している。それを踏まえて川浪は第一声で「サンフレッチェファミリーの一員になれたことを大変、誇りに思います」とコメント。「このチームでタイトルを取れるよう、全身全霊で、謙虚に努力していきたいと思います」と新天地での抱負を述べた。
今津は、ひと際大きな声で「この歴史あるクラブで、結果を出せるように頑張ります」ときっぱり。「まずは、いち早くチームになじみ、広島は素晴らしいディフェンダーがたくさんいるので、そういう選手たちに割って入っていけるようなパフォーマンスをして、 切磋琢磨しながら成長していきたい」と意欲的に語った。
藤井は「歴史あるサンフレッチェ広島の一員になれたことを、うれしく思います」と喜びを表現。本格的なプロ1年目に向けて「自分のストロングポイントを生かし、勝利に貢献できるように頑張るので、よろしくお願いします」と意気込んだ。
J・サントスは事前収録の映像で「広島への移籍が決まったときは、うれしい気持ちでいっぱいでした」とコメントした。「大きな仕事をやり遂げるために広島に来ました。素晴らしいサッカーをして、自分の名前を広島に残したい」と語っている。
広島は1月15日から自主トレーニングが始まっており、20日から全体練習がスタート。J・サントスは自主隔離期間が終わった29日から合流予定となっている。
取材・写真◎石倉利英