上写真=19日の鹿島戦に向けて前日練習を消化した清武(写真◎CEREZO OSAKA)
ロティーナ監督に「感謝している」
「最終節ですし、勝ちにこだわってやっていきたい」
12月19日の明治安田生命J1リーグ最終節、鹿島アントラーズ戦に向けて、18日の前日練習を終えたセレッソ大阪MF清武弘嗣は、シーズン最終戦での勝利への意気込みを語った。退任が決まっているロティーナ監督のラストマッチでもあり、「2年間で形を作ってくれて、自分たちの特徴を把握した上で、自分の良さを引き出してくれた監督。すごく感謝していますし、そういう思いを込めて、しっかり勝って送り出したい」と言葉に力を込めている。
16日のサガン鳥栖戦は1-2で敗れたものの、自身はFW豊川雄太の同点ゴールをアシストし、これで今季8得点8アシスト。今季の好調ぶりについては「まず、ケガをしていないこと。ケガをしないように、もっていってくれたメディカルスタッフはじめ監督、コーチのおかげ」と感謝した。
その上で、ロティーナ監督とともにC大阪にやってきたイバン・パランコヘッドコーチの言葉を挙げて「ポジション取り、よりゴールに近い位置でプレーすることを、イバンから常に言われていた」とコメント。「今年は数字にこだわると、ずっと言っていたので、いろいろなことがうまくいっているシーズン」と分析している。
サッカーマガジンWEBが実施した9月のJ1ベストゴール受賞インタビューで「今季はリーグ戦でゴールとアシスト、両方で2ケタを記録したいと思っている」と語っていた。鹿島戦で2得点2アシストして4得点に絡めば、チームが勝利する可能性は高いだろう。
「もちろん自分が決めて、アシストして、勝ちたいという思いはある」と語った清武。「そうすれば勝利に近づくと思っているので、意識して明日の試合に臨みたい」と決意を新たにしていた。