J1の横浜F・マリノスは5日、J2のギラヴァンツ北九州に期限付き移籍中のMF椿直起が横浜F・マリノスへ復帰し、メルボルン・シティFC(オーストラリア)に期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間は2020年12月1日~2021年6月30日まで。

上写真=メルボルン・シティへの期限付き移籍が決まったMF椿(写真◎J.LEAGUE)

「F・マリノスの名に恥じないよう」

 2000年生まれで現在20歳の椿は、2019年に横浜FMユースからトップチームに昇格。同年8月に当時J3の北九州に期限付き移籍すると、2020シーズンも移籍期間を延長して北九州に残留し、今季のJ2リーグで34試合に出場していた。

 横浜FMへの復帰とメルボルン・シティへの期限付き移籍が決まった椿はクラブを通じ、「僕は子どもの頃から海外でプレーしてみたい気持ちが強かったですし、さらなる成長を求めてトライしたいという気持ちがあったので、今回の移籍を決めました。横浜F・マリノスの代表として、F・マリノスの名に恥じないよう、メルボルンではしっかりと結果を出せるように頑張ってきます。そして、帰ってきた時には、成長した姿を皆様に見てもらいたいと思っています。引き続き応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 また北九州の公式サイトでもコメントを発表し、「シーズン途中でチームを離れることになってしまいましたが、向こうで自分の良さを最大限に発揮して必ず活躍したいと思います。今回急な移籍となり、ファン・サポーターの皆さんに直接挨拶ができなかったことを残念に思いますが、帰国した時に北九州の皆さんへいい報告ができるように精一杯頑張ってきます!1年半と短い間でしたが、北九州では本当に多くの経験をさせてもらいました。一緒に戦ってきたチームメート、監督、スタッフ、スポンサーの皆さん、そして応援してくださったすべてのファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました!」と感謝の思いを伝えた。


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