北海道コンサドーレ札幌のMF早坂良太とDF石川直樹が現役引退を発表した。早坂は今季、30節終了時点で負傷の影響もあって10試合に出場。石川も負傷による長期離脱もあり、2試合の出場に留まっていた。

上写真=今季限りでの現役引退を発表した札幌の早坂良太(左)と石川直樹(写真◎J.LEAGUE)

ともに1985年9月生まれの35歳

 ともに1985年9月生まれの35歳。札幌を支えてきた万能MFとDFが、今シーズン限りでスパイクを脱ぐことになった。MFの早坂良太とDFの石川直樹だ。

 早坂は静岡大からHonda FCに進み、2010年にJ2のサガン鳥栖に加入。17年から札幌に加わり、プレーしてきた。アウトサイドや3バック、さらにシャドーでもでもプレーするなど、その万能性とクレバーなプレーでチームを支えてきた。今季はリーグの中断期間の負傷の影響もあり、ここまで10試合に出場に留まっていた。

 一方の石川は柏レイソルの下部組織から2004年にトップに昇格し、09年に札幌に期限付きで移籍。11年から2年間、アルビレックス新潟でプレーしたあと、13年から4年半をベガルタ仙台で過ごし、17年夏に再び札幌に加わった。最終ラインならどこでもこなす守備の万能選手としてコンサを支えてきたが、今季はケガの影響もあって、リーグ戦では2試合に出場したのみだった。

 なお札幌の2020年シーズン、ホーム最終戦となる12月5日(土)のJ1第31節、セレッソ大阪戦後に引退セレモニーを行なう予定。ファン・サポーターにメッセージを届ける。


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