11月23日、鹿島アントラーズのファン・アラーノが練習後のオンライン取材に応じた。今季リーグ戦最後のアウェー戦となった前節ベガルタ仙台戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、勝利に貢献。柏レイソル戦からのホームでのラスト4試合も必勝態勢で臨む。

上写真=11月23日、トレーニングを行なうファン・アラーノ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

柏を警戒。「危険人物もいる」

 新型コロナウイルス陽性判定を受けた永戸勝也や、第27節川崎F戦でレッドカードを受けたキャプテンの三竿健斗らを欠いて臨んだ前節仙台戦。今季リーグ戦のアウェー最終戦となったが、ファン・アラーノの1ゴール1アシストの活躍もあり、3-1で勝利を収めた。ファン・アラーノはチームの2点目となった自身のゴールについて、「(相手DFが)股を開くことを考えて、逆サイドを狙って、なおかつキーパーから逃げて行くようなコース(にシュートすること)をイメージしながら蹴りました」と振り返る。

 敵地で勝ち点3を積み上げ、2位のG大阪をはじめとする上位陣に食らいつく。今季の天皇杯と来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を懸けた戦いは、いよいよ最後の局面へと突入する。最終節までホームで4試合。その初戦となるのが、11月25日の柏戦だ。

「レイソルは非常に手ごわい相手。リーグを代表する選手でもある危険人物も1人いて、前回対戦したときもあったように、一瞬のミスで失点してしまう危険性がある。(次の対戦でも)集中力というものが非常に重要になってくる」

 ファン・アラーノはそのように語り、アウェーでの前回対戦時に2点を奪われた柏のFWオルンガを警戒する。仙台戦から中3日での一戦となるが、必勝態勢で臨む姿勢に変わりはない。

「我々にはリーグ戦においての目標がある。それをしっかりと達成しなければいけません。その中で、ホームで4連戦をできるというアドバンテージがあります。自分たちの目標を達成するために、(残りの4試合は)4回の決勝。その1回目の決勝をしっかりと戦うことができればと思っています」

 終盤に予定されていたアウェー戦がすでに前倒しで開催されたこともあり、今季のラスト4試合をカシマスタジアムで戦うことになる。目標を達成するために、そして本拠地に詰めかけるファン・サポーターに勝利を届けるために、ファン・アラーノはチームとともにラストスパートをかける。


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