セレッソ大阪のMF藤田直之が20日、サンフレッチェ広島戦(21日・ヤンマー)に向けたオンライン取材に応じた。C大阪は現在3試合未勝利と足踏みが続くが、藤田はこれまでの戦い方を継続すると語った。
上写真=中盤の主軸として活躍するMF藤田(写真◎CEREZO OSAKA)
「細かいところの積み重ね」
リーグ前半戦は首位争いを繰り広げたC大阪だが、9月以降は負けが込んで失速。第20節の川崎フロンターレとの直接対決に敗れて優勝争いから脱落し、ここ3試合は勝ち星から遠ざかっている。
20日のオンライン取材に応じた藤田は「原因を見つけるのは難しいけど、やっぱり細かいところの積み重ね」が結果に影響していると振り返りつつも、「内容なく負けているわけではないので、3試合勝ち無しでも悲観することはない」と話した。
川崎Fが優勝に王手をかけ、今後は天皇杯への出場権を得られる2位に入ることが目標となる。ボランチのレギュラーとして24試合に出場している藤田は、「結果に一喜一憂せず、こうやると決めていることを継続する。より細かく詰めていくことが大事だと思うので、ブレずに続けていきたい」と巻き返しを誓う。
21日にホームに迎える広島とは7月18日の第5節で対戦し、藤田の決勝点で勝利。藤田は「前回戦ったときは自分たちがやりたいことができて勝てたので、僕たちがやりたいサッカーをしっかりやること」をテーマに掲げ、「今週は広島の強みを消す練習をやってきたので、僕たちがやるべきことをやりつつ、そこをうまく消せるか。それをピッチで表現したい」と意気込んだ。