横浜FCのMFレアンドロ・ドミンゲスが1日、練習後にオンライン取材に応じた。前節の浦和レッズ戦で今季初先発を果たした司令塔は「フィジカルはとても良い。あとは試合勘」と語り、2試合連続での先発に意欲を見せた。

上写真=浦和戦で今季初先発したレアンドロ・ドミンゲス(写真◎J.LEAGUE)

後半戦はすべてが決勝戦

 今季初先発となった9月26日の第19節・浦和戦では、一撃必殺のスルーパスを通して貴重な追加点をアシスト。別格の存在感を示した。スペースに走り込んだ松尾佑介の足元にぴたりと合わせた右足アウトサイドでのパスは「ブラジルでは3本指という言い方をする。外側の3本の指でボールをこするようなイメージで蹴った」という。

 今季はコンディション不良で大きく出遅れ、8月1日の第8節・サンフレッチェ広島戦で初出場したものの、その後は再びベンチ外が続くなど苦戦していた。ここにきてようやく状態が整い、「ここ2試合は非常に良いパフォーマンスを出している」と下平監督。本人も「フィジカルはとても良い。あとは試合勘を取り戻すことにフォーカスしたい」と語る。

 欠場が続いた前半戦について「勝ち点17しか手にすることができなかった」と振り返ったレアンドロ・ドミンゲス。「第2タームでは難しい試合が続くことが予想されるが、すべての試合を決勝戦だと思って取り組むことによって、勝ち点を積み重ねることが可能になる」。後半戦ではチーム、そして自身の巻き返しを図る。

 次節は古巣の柏レイソルとの対戦。「レイソルは心に残るチーム。ただ、いま自分が在籍しているチームにどれだけの力を還元できるかにフォーカスしている」。J2で戦った昨季は1勝1分け、今季も7月の対戦では3-1で勝利しているが、「レイソルとの試合はすべて難しいゲームだった。相性が良いという感覚はない。リスペクトして戦わなければいけない」と気を引き締めた。


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