4月19日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日に敵地でJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦ヴァンラーレ八戸戦を戦い、延長戦の末に競り勝った。次は20日にアウェーでのJ1第9節サガン鳥栖戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズの指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎Getty Images)

「取り組んできたことを出し切って、楽しんでプレーすること」

 過酷な3連戦が続いている。4月13日にホームで京都を破ってから中3日の17日には青森県八戸市に乗り込み、今季のJリーグYBCルヴァンカップ初戦となった1stラウンド2回戦八戸戦を戦った。ナイター開催で延長戦にもつれ込む試合を制したものの、それからわずか中2日の20日には佐賀県鳥栖市でのJ1第9節鳥栖戦が待ち受ける。3日間の間に北へ、西へと長距離移動を強いられる状況だ。それでも、ランコ・ポポヴィッチ監督に弱音はない。

「移動距離が長いですし、試合(八戸戦)から中2日ということでタイトな日程ではあるのですが、決してそれを言い訳にはしたくありません。“我々は鹿島だ”ということを忘れずに、自分たちの出せるものをすべて出し尽くすことは、この試合(鳥栖戦)でも重要だと思っています」

 指揮官は試合前日の19日にオンライン取材に応じ、そのように鳥栖戦への意気込みを話した。ポポヴィッチ監督の言うように、どのような状況でも勝利を求められるチームであるだけに、次の鳥栖戦も勝ち点3のみを目指して戦う。

「このようなハードなスケジュールでも、自分たちの見せるべきものは見せられると思っています。そして、取り組んできたことをしっかり出し切って、楽しんでプレーすること。この試合で結果を得るためには、そういった姿勢だったりが必要になってくるでしょう」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、連戦連勝に向けて九州の地に降り立つ。


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