セレッソ大阪のロティーナ監督が、9月4日の練習後にオンライン取材で報道陣に対応した。ルヴァンカップ敗退からの切り替え、中2日で迎えるリーグ戦の浦和レッズ戦への意気込みなどを語っている。

上写真=ホームで完封負けを喫したルヴァンカップ。2位につけるリーグ戦に向けて切り替えていくとロティーナ監督は語る(写真◎J.LEAGUE)

浦和に「自信を持って勝ちにいきたい」

 セレッソ大阪は9月2日のJリーグYBCルヴァンカップ・プライムステージ準々決勝で柏レイソルに0-3で敗戦。直近の明治安田生命J1リーグ第13節、横浜FC戦から先発メンバーを6人入れ替えてホームでの一発勝負に臨んだが、0-1で迎えた後半に多くのチャンスを作りながらも決められず、完封負けで敗退している。

 ロティーナ監督は敗退について「つらい気持ちはあるけれど、サッカーは勝つこともあれば、負けることもある」と語り、選手たちにも多くのことは話していないという。一方で「2つの大会を乗り越えていくことを考えると、我々はギリギリの人数編成でやっていた」とコメント。「確かに追い付く、勝ち越すチャンスはあったが、難しかったのも事実。受け入れて次に進んでいきたい」と、切り替えてリーグ戦に臨む考えを示した。

 明日5日のJ1リーグ第14節では、ホームで浦和レッズと対戦する。「常に順位表の上位にいる強いチーム」と浦和を評した指揮官は、リーグ戦全体について「9月はとても重要になると思っている。10月と11月は5試合ずつだが、今月はほとんど休みなく試合が詰まっているので、リーグ戦全体を見ても重要」と強調。7試合を消化する9月に勝ち点を伸ばしていくためにも、浦和戦は「自信を持って勝ちにいきたい」と決意を述べた。

 なお、横浜FC戦と柏戦で続けてベンチ外となったMFレアンドロ・デサバトについては「筋肉系の負傷で、別メニューでトレーニングしている」と明かした。ただし「感触は良く、来週から全体練習に参加できると聞いている」と語り、北海度コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスと対戦する次のリーグ戦2試合に「間に合うかどうか分からないが、状態をチェックしていきたい」と語っている。


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