ヴィッセル神戸は5日に敵地でJ1第14節・湘南ベルマーレ戦を迎える。ルヴァン杯準々決勝での大敗から中2日。MFセルジ・サンペールは苦境を乗り越えるリバウンドメンタリティーが重要と訴えた。

上写真=いぶきの森球技場での練習後に取材に応じたサンペール(写真◎VISSELKOBE)

リーグ戦での挽回誓う

 4日の練習後にオンライン取材に応じたサンペールは、「ルヴァンカップ敗退で悲しい気持ちはあるが、こういったときこそ戦術云々ではなく、チームとして顔を上げて立ち上がり、試合に挑んでいくことが重要。次の試合が目の前に迫っているので、前向きに挑みたい」と話した。

 水曜日に行なわれたルヴァン杯準々決勝で、神戸は川崎フロンターレに0-6で大敗。前週のリーグ戦での対戦は2-2で引き分けたが、「1週間前は神戸のほうが良い試合ができたと思うけど、川崎はそれに対してしっかりと分析と対策をしてきた」とサンペール。後方からのビルドアップを徹底的に狙われ、前半だけで3失点。守備の脆さが露わになり、なすすべもなく敗れた。

 新型コロナウイルスの影響で延期されているACLは開催自体が不透明な状況。最もチャンスのあったルヴァン杯を逃し、今後はリーグ戦に全力を注がないといけない。現在10位と苦しい状況だが、サンペールは「チームとして改善すべき点は共有している」と語り、「今シーズンを良いシーズンとして終えられるための時間は残っているので、明日から気持ちを切り替えて挑んでいかないといけない」と、湘南戦に向けて強い意気込みを示した。


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