セレッソ大阪のDF小池裕太が4日、練習後にオンライン取材に応じ、明日5日のルヴァン杯・浦和レッズ戦に向けて意気込みを語った。今季新加入の小池は「自分の特長を出したい」と、攻撃面でのアピールを誓った。

上写真=今季よりC大阪でプレーするDF小池(写真◎CEREZO OSAKA)

丸橋との左SB争い

 7月26日に行なわれたJ1第7節・サガン鳥栖戦の後半途中からピッチに立ち、加入後初出場を飾った。小池は「そこまで自分の良さを出せなかった」と反省しつつ、「とりあえずデビューできたのは自分にとってはプラス」と鳥栖戦を振り返った。

 流通経済大サッカー部を退部し、2018年夏にベルギーのシントトロイデンに加入。昨季は期限付き移籍で鹿島アントラーズでプレーし、完全移籍で加入したC大阪では即戦力として期待されたが、鳥栖戦までベンチに入ることすらできなかった。「ロティーナ監督が求めていることにうまくフィットできていなかった」と小池。堅守を誇るC大阪の守備戦術を理解するのに時間を要した。

 C大阪の左サイドバックには丸橋祐介が君臨する。小池は「守備の安定感は自分にはないところ。攻撃に上がっていくタイミングとかも学ぶところは多い」とライバルの力を認めつつ、「自分が勝てるとしたら攻撃の部分。丸橋選手が持っていない部分で自分の特長を見せられれば」とレギュラー争いに意欲を燃やしている。

 明日のルヴァン杯・浦和戦に向けてロティーナ監督はメンバーの入れ替えを明言。初先発が有力となってた小池は「リーグもルヴァンも取りにいくというのはチーム全体で共有できている」と話し、「特長であるスピードやキックのところをしっかり見せたい」とアピールを誓った。


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