J1の横浜F・マリノスは25日、MF遠藤渓太がドイツ1部のウニオン・ベルリンへ期限付き移籍することが決定したと発表した。期限付き移籍期間は2021年6月30日まで。
上写真=ドイツへの移籍が決まったMF遠藤(写真◎Getty Images)
F・マリノスの誇りを胸に
移籍が決まった遠藤はクラブを通じて次のようにコメントした。
「この度ウニオン・ベルリンに期限付き移籍することになりました。僕にとってF・マリノスは小さい時からの憧れでした。今思うと、小学校で配られるF・マリノスの下敷きだったり、メモ帳、ノート。街中で見かけるポスターやフラッグ。それら全てが、少年だった時の僕がF・マリノスでプロサッカー選手を目指す原動力になっていました。自分にとって初めての移籍ということもあってもちろん不安もあります。それでも一切逃げるつもりはないし、どんな壁に当たっても泥水すすってでも何かを掴んでこようと思っています。
スクールから数えて16年間、自分の人生の半分以上をF・マリノスで過ごし、たくさんの事を教わりました。僕ができる恩返しはドイツで結果を残して活躍する事だけだと思っています。去年、サポーターの皆さんとチームメイトと一緒にリーグ優勝出来たことは一生の思い出であり忘れません。F・マリノスの誇りを胸にドイツで頑張ってきます!いってきます!」
1997年11月22 日生まれで現在22歳の遠藤は、2016年に横浜FMユースからトップチームに昇格。プロ1年目から出場機会をつかみ、今月12日のJ1第4節・FC東京戦でJリーグ通算100試合出場を達成した。昨年12月に日本代表デビューを飾り、来年の東京五輪での活躍も期待されている。