J1・3位タイのセレッソ大阪は明日、敵地に乗り込んで16位のサガン鳥栖と対戦する。25日の前日練習後、MF藤田直之がオンラインで報道陣の取材に応じ、古巣対戦に向けて意気込みを語った。
攻守両面で存在感を示すMF藤田(写真◎CEREZO OSAKA)
2試合連続の古巣対戦
22日に行なわれた第6節・ヴィッセル神戸戦について藤田は、「拮抗した試合だったと思うし、0-0だったけどいいゲームができたんじゃないか」と一定の満足感を示しながら、「僕たちのほうが勝利に近かったのではないかという手応えがあるので、悔しい思いも多い」と語った。
リーグ再開後は5試合連続でボランチとして先発。レアンドロ・デサバトとのコンビで中盤の守備を支え、神戸戦でも「ポゼッションを抑えることができたし、決定機を作らせることがなかった」と、アンドレス・イニエスタを擁する相手の攻撃陣にしっかり対応した。第5節のサンフレッチェ広島戦ではC大阪加入後初ゴールを記録。攻守にわたる活躍でロティーナ監督の信頼をつかんでいる。
C大阪は明日、今季未勝利の鳥栖と対戦。福岡大を卒業後、鳥栖、神戸を経て2019年にC大阪に加入した藤田にとっては2試合連続での古巣対戦。「より気持ちが入るけど、目の前の試合に集中することを意識して戦いたい」と意気込みを語り、「鳥栖は結果が出ていないからといって、そういう気持ちで臨むのが一番よくない。本当に気の抜けない試合になると思う」と気を引き締めた。