上写真=オンラインで報道陣の取材に応じたフィンク監督(写真◎VISSELKOBE)
フィットネスはすごく良い
対戦相手のC大阪について、フィンク監督は「守備が優れ、ゴールを取ることもできるので総合的に強いチームだと思う」と敬意を払いつつ、「我々もここ3試合で勝ち点7を取っているので、怖がらずに挑んでいきたい」と真っ向勝負を宣言。「明日の試合で良い結果を出せれば、今年は上位のチームと争えるという証明になる」。優勝争いに向けての試金石と位置づけた。
神戸のリーグ再開後の成績は2勝1分け1敗。再開初戦のサンフレッチェ広島戦こそ敗れたものの、アウェー連戦となった第3節・サガン鳥栖戦、第4節・大分トリニータ戦で勝ち点を落とさず、本拠地に戻った前節の清水エスパルス戦は3-1で勝利している。
大分戦ではルーキーFW小田裕太郎、新加入のDF菊池流帆らを先発起用し、メンバーを大きく入れ替えたが、清水戦ではイニエスタら主力が復帰。フィンク監督は「九州での連戦は移動の疲れも考慮してメンバーを変更したが、今回はホームのあとの短い距離のアウェー戦なので、そこまでメンバーを入れ替える必要はないと思っている」と話した。
前節から中3日での試合となるが、「フィットネスはすごく良い状態。選手たちも代わりたくないという意思を見せている。連戦といっても間に2、3日あるので回復に問題はない」。また練習に復帰したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンについて「まだ様子を見ないといけない」としながら、「明日のコンディションを見て判断したい」と、今季リーグ戦初となるメンバー入りの可能性も示唆した。