浦和レッズは27日、2019シーズンをもって退団したGK岩舘直の所属クラブが、関東サッカーリーグ1部のCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)に決まったと発表した。
上写真=昨シーズン限りで浦和を退団していた岩舘(写真◎J.LEAGUE)
新宿にJリーグクラブを
現在31歳の岩舘は、神奈川県の旭高校を卒業後の07年にアルテ高崎(JFL)へ加入し、創造学園大学を経て10年に再入団。11年にアルテ高崎がチーム活動を終了し、12年からはJ2の水戸でプレーした。14年6月に期限付き移籍で浦和に加わり、16年から完全移籍に切り替わったが公式戦出場はなかった。
移籍先のCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)は05年に誕生し、12年に株式会社Criacaoを設立して本格的にクラブとしての活動を開始。今季は関東サッカーリーグ1部を戦い、チームにはDF井筒陸也(元徳島)、FW岡本達也(元磐田など)ら元Jリーガーが在籍するほか、元日本代表DFの森岡隆三氏もスタッフに名を連ねている。また運営会社のCriacaoには女子日本代表MFの籾木結花(日テレ・ベレーザ)が社員として所属するなど、サッカー界とのつながりが深い。
加入が決まった岩舘は、クラブを通じて「新宿という街にJリーグクラブをつくるという目標を実現し、新しいサッカー選手としての生き方や価値観を体現していきたいと思います。このクラブに関わる全ての人たちと一緒に喜び、楽しみ、苦しみ、そしてまた最後には喜べるようにこのクラブのために力を尽くします。よろしくお願いします」とコメントした。