上写真=1本目にゴールを奪ったマルコス・ジュニオール(右)とエリキ(写真◎サッカーマガジン)
■2020年1月25日 宮崎キャンプ・トレーニングマッチ(シーガイアスクエア1)※45分×3本
横浜FM 5-2 徳島
得点者:(横)マルコス・ジュニオール、エリキ、仙頭啓矢、水沼宏太、練習生 (徳)河田篤秀、練習生
「まずはACLを戦う準備」
J1王者が攻撃力を見せつけた。宮崎市でキャンプを行なう横浜FMと徳島が45分×3本のトレーニングマッチを実施。横浜FMは1本目にマルコス・ジュニオールとエリキのブラジル人コンビがゴールを奪うと、2、3本目に新加入選手の仙頭啓矢と水沼宏太にも得点が生まれた。その後、練習生も加点し、昨季J1昇格にあと一歩のところまで迫った徳島を一蹴した。
この日の試合時間はおよそ135分。65分に11人の先発メンバーを総入れ替えした。その狙いについてアンジェ・ポステコグルー監督は「全員を同じ時間で平等に出したかった」と説明。その中で、「この時期はコンディションをしっかり上げていくことが大事。良いプレーも見られたし、みんながハードワークしていた。ケガ人が出なかったことが一番良かった」と、トレーニングマッチを振り返った。
2月8日に今季初の公式戦となる『FUJIXEROX SUPER CUP 2020』神戸戦を控える。それからわずか4日後の12日には、敵地でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初戦の全北(韓国)戦、さらに19日にはホームでのシドニーFC(オーストラリア)戦を戦う。23日のJ1リーグ開幕を前に、過酷なアジアの戦いが待ち受ける。
「(今季は)ACLがあるし、その後にJリーグが開幕します。それまでに全員がもっと(連係を)深めていければと思います。昨年はチャンピオンになりましたが、今年はまた違った、新しいシーズンになる。まずはACLを戦う準備をしなければいけないので、今はコンディションをしっかり上げることに重点を置きたいです」(ポステコグルー監督)
2週間後に始まる新たな戦いに向け、日本の王者は着々と準備を進める。