1月4日、神奈川・等々力陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の準々決勝、桐光学園(神奈川)対高川学園(山口)が行なわれた。高川学園が話題を集めるセットプレーから後半に決勝点を奪い、14年ぶりの準決勝進出を決めた。
上写真=1点を守り切った高川学園が雄叫び! 後半の決勝点で桐光学園に競り勝った(写真◎近藤俊哉)
■2022年1月4日 全国高校サッカー選手権準々決勝(@神奈川・等々力)
桐光学園 0-1 高川学園
得点者:(桐)なし
(高)西澤和哉
高川学園GK徳若が再三の好セーブ
前半は桐光学園が多くのチャンスを作り、30分にはゴール前の混戦からDF馬場拓己が右足で狙ったが、高川学園GK徳若碧都が好反応で触り、左ポストに当たって決まらず。38分にもFW粟江晟が左サイドを抜け出して右足で狙うも、これも間合いを詰めたGK徳若に防がれた。粘り強く守った高川学園は55分の右CKのチャンスで、話題を集める『トルメンタ』からファーサイドのFW西澤和哉がフリーとなり、相手DFに当たって流れてきたところを蹴り込んで先制。その後の桐光学園の反撃をしのぎ、2007年度大会以来14年ぶりとなる準決勝進出を果たした。