【高校・ユース】赤い彗星を最後尾で牽引する守護神~東福岡・松田亮
「自分たちは勢いづいたら強い」
眉間にしわを寄せながらチームメイトを叱咤する姿には“伝統校の守護神”の貫録がある。
「自分は一番後ろの選手なので、チームの土台みたいな存在。土台がしっかりしないと、その上もうまくいかない」と、チームを最後尾で支えている。
ただ、新チームが始動してからは、歯がゆい思いを抱いていた。「新チームになってからはずっと足踏み状態」と言うほど、結果がついてこなかった。九州地方の新人戦にあたる『九州高等学校(U−17)大会』では、決勝で大津(熊本)の前に「何もできなかった」と完敗。初タイトルを逃すと、続く『サニックス杯国際ユース大会』は、予選リーグで1ゴールも奪えないな...