第104回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦（１回戦）、早稲田実（東京B）対徳島市立（徳島）が12月28日に東京・ 国立競技場で行なわれた。前半36分に均衡を破った徳島市立がその後もゴールを重ねて早稲田実に快勝。４ー１で初戦を白星で飾った。
上写真＝先制ゴールをスコアした徳島市立の芳田翠（写真◎小山真司）
■2025年12月28日 全国高校サッカー選手権1回戦（@東京・国立）
早稲田実 １ー４ 徳島市立
得点者：（早）霜田優真
（徳）芳田翠、柏木優一朗、東海林蓮、山本崇斗
徳島市立の攻撃力が爆発！
序盤から一進一退の攻防が繰り広げていたオープニングマッチは徳島市立の９番、芳田翠の得点により、ゴールショーの様相を呈していった。敵陣で相手のミスを逃さず、ボールを奪うと、36分に芳田がボックス内でプッシュして先制。42分に柏木優一朗、55分に東海林蓮が続き、点差を広げた。
対する早稲田実は予選で無失点を誇った堅守が完全に崩されてしまった。徳島市立の勢いに抗うことはできず。73分には山本崇斗が鮮やかなボレーで蹴り込まれて、４差となった。早稲田実もアディショナルタイムに10番を背負う霜田優真が速攻から裏に抜け出してネットを揺らし、チームとして全国大会初ゴールを決めたが、時すでに遅し。徳島市立が圧巻の攻撃力を示し、６大会ぶりに初戦突破に成功した。
