第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が1月4日に行なわれ、明秀日立(茨城)と東海大相模(神奈川)が対戦した。前半に明秀日立が先制したものの、東海大相模も前半のうちに同点に。後半に東海大相模が逆転ゴールを奪うと、そのまま1点差で逃げ切り、初出場でベスト4進出を決めた。

上写真=東海大相模は65分に高畑(7番)が決勝点を奪い、明秀日立に競り勝って国立競技場で行なわれる準決勝へ(写真◎小山真司)

■2025年1月4日 全国高校サッカー選手権準々決勝(@神奈川・等々力)
明秀日立 1-2 東海大相模
 得点者=(明)久保遼真
     (東)沖本陸、高畑旺崇

後半に逆転して逃げ切る

 立ち上がりからお互いに攻め込む場面を作りながらもスコアが動かなかったが、明秀日立は34分、右CKを久保遼真が打点の高いヘッドで合わせて先制。しかし東海大相模も40分、それまでに何度か惜しいシュートを放っていた沖本陸が、右からのセンタリングをうまくヘッドで合わせてネットを揺らし、1-1として前半を終えた。

 後半も一進一退の攻防が続いたが、65分に東海大相模が左サイドを崩し、沖本のシュートをエリア内中央で止めた高畑旺崇が左足で蹴り込んで逆転。終盤にかけて明秀日立はパワープレーなどで何とかゴールをこじ開けようとしたが、守り抜いた東海大相模が初出場で準決勝進出を果たした。


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