7月末から福島県で開催されるインターハイ(全国高校総体)男子サッカー競技の都道府県予選は、すでに各地で代表校や上位進出校が決まっている。鳥取県予選は準々決勝の4試合が行なわれ、16大会連続出場を狙う米子北高など4チームがベスト4進出を決めた。

上写真=鳥取東高(紫)は米子東高を2-0で下してベスト4進出(写真◎石倉利英)

決勝は6月2日

 鳥取県予選は5月25日の1回戦から始まり、26日の2回戦を経て、27日に準々決勝を実施。米子市弓浜コミュニティー広場での第1試合では、16大会連続19回目の出場を目指す米子北高と米子西高が対戦した。

 強い風が吹く中で前半は風下だった米子北が、影響を感じさせずハーフタイムまでに4-0とリードすると、後半にも6得点を追加。米子西も惜しいシュートを放つ場面を作ったが、最後まで守備が崩れなかった米子北が10-0で勝ち上がった。
 
 鳥取東高と米子東高が対戦した第2試合は、第1試合以上に風が強くなり、リスタートの際に人工芝のピッチに置いたボールが転がってしまうほど。前半は風上の米子東が一方的に攻め込んだものの、鳥取東が粘り強く守り、スコアレスで前半を終えた。
 
 後半、風上に立った鳥取東は立ち上がりに先制点を奪うと、さらに1点を追加。米子東は強い風に阻まれてボールを前進させることすら難しく、そのまま2-0で勝った鳥取東が勝ち上がった。

 もう一つの会場では鳥取城北高が米子工高を3-0、境高が米子松蔭高を3-0で下した。6月1日の準決勝は米子北-鳥取東、境-鳥取城北の顔合わせとなり、米子市の、どらドラパーク米子陸上競技場で実施。2日に同会場で3位決定戦と決勝が行なわれる。

取材・写真◎石倉利英


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