全国各地の高体連所属チームとJクラブのアカデミーが、年間を通したリーグ戦で争うU-18年代最高峰の戦い『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2023』が4月1日に開幕した。同2日にはジュビロ磐田U-18(静岡)と米子北高(鳥取)が対戦し、1-1の引き分けに終わっている。

上写真=磐田U-18(サックスブルー)と米子北高(白)の一戦は引き分けに終わった(写真◎米子北高)

全22節の長い戦いの始まり

 全24チームを12チームずつに分け、EASTとWESTでそれぞれリーグ戦を行ない、両リーグの1位同士がファイナルを戦って日本一を目指す高円宮杯プレミアリーグ。4月2日にはWEST所属の磐田U-18が、米子北高をホームの磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場で迎え撃った。

 前半に先制したのは、2018年以来のプレミアリーグ復帰を果たして初戦に臨んだ米子北高。PKを獲得し、FW愛須隆聖が決めて均衡を破った。2018年から6年連続のプレミアリーグ参戦となる磐田U-18は1点が遠かったが、71分に米子北高MF上原颯太が、この日2回目の警告を受けて退場となり、数的優位に立つ。

 磐田U-18は82分、FW舩橋京汰が決めて同点。なおも逆転を目指したものの、米子北高は踏ん張って2失点目は許さず、1-1の引き分けに終わった。

 プレミアリーグは今後、インターハイ(全国高校総体)や日本クラブユース選手権などによる数度の中断を挟みながらリーグ戦を消化。12月3日の第22節までの長い戦いから、ファイナルを経てU-18年代のチャンピオンを決める。

[第1節の結果]
●EAST
・横浜F・マリノスユース(神奈川) 0-2 旭川実高(北海道)
・柏レイソルU-18(千葉) 0-5 青森山田高(青森)
・流通経済大柏高(千葉) 2-2 尚志高(福島)
・大宮アルディージャU18(埼玉) 2-2 市立船橋高(千葉)
・FC東京U-18(東京) 1-1 昌平高(埼玉)
・川崎フロンターレU-18(神奈川) 3-0 前橋育英高(群馬)

●WEST
・サガン鳥栖U-18(佐賀) 3-2 神村学園高(鹿児島)
・横浜FCユース(神奈川) 1-1 ヴィッセル神戸U-18(兵庫)
・ジュビロ磐田U-18(静岡) 1-1 米子北高(鳥取)
・サンフレッチェ広島ユース(広島) 2-5 名古屋グランパスU-18(愛知)
・東福岡高(福岡) 4-1 履正社高(大阪)
・大津高(熊本) 1-5 静岡学園高(静岡)


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