上写真=日本高校サッカー選抜の長江主将(写真◎Getty Images)
■2020年2月8日 FUJI XEROX SUPER CUP 2020 NEXT GENERATION MATCH(埼玉スタジアム2002)※40分ハーフ
横浜FMユース 3-2 日本高校サッカー選抜
得点者:(横)中村翼2、星野創輝 (日)田中克幸、晴山岬
「指名されたときは、僕でいいのかと」
全国高校サッカー選手権ベスト4の矢板中央高校の闘将が、日本高校サッカー選抜のキャプテンマークを巻いた。「監督に指名されたときは『僕でいいのか』と思ったんですけれど、やるからにはしっかりチームをまとめようと思いました」と、長江皓亮はセンターバックの位置でチームを鼓舞した。
「高校生(高体連サッカー部)の代表として、日の丸を背負って埼スタに立ったのだから、勝ちにこだわってやっていました」
ところが、前半に横浜FMユースに先制点を許すと、後半も2失点を喫した。日本高校サッカー選抜も反撃に出たが及ばず、2-3で敗れた。
「自分たちのミスから失点してしまって、勝つことができなくて非常に悔しいです。まだ課題があるので、修正していきたい」
日本高校サッカー選抜は、4月にヨーロッパ遠征を控えている。オランダとドイツへ赴き、『第58回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会』にも参加する予定だ。チームはその大会での好成績を目指し、この後も活動を続けていく。
「まだ(選手間の)コミュニケーションとか取れていない。ヨーロッパ遠征が迫ってきているので、まずはしっかりサッカー以外でもコミュニケーションを取っていきたい。そうでなければ、勝つことはできないと思うので。自分自身はもっと左足のキックの精度を磨いていきたい。右利きなんですけれど、左足でも蹴れるようになって、ビルドアップをもっとうまくして、ミスのないようにしていきたいです」
高校生の“日本代表”としてヨーロッパで結果を残すべく、長江はチームをけん引していく。