上写真=途中出場の高木が劇的な決勝点を挙げた
写真◎福地和男

■2018年12月31日 全国高校サッカー選手権1回戦(千葉・フクダ電子)
富山一(富山) 3-2 西京(山口)
得点者:(富)佐々木大翔2、高木俊希(西)木村悠人、冨田大登

濃密なラスト15分

 第92回大会王者の富山一が、苦しみながらも2回戦に駒を進めた。富山一は前半8分にロングスローから佐々木が押し込み先制すると、51分にまたも佐々木が決めて、リードを2点に広げた。これで勝負は決したかに思われたが、西京がここから驚異の追い上げを見せる。68分に木村が強烈なミドルシュートを叩き込み1点を返すと、終了間際の78分に冨田が同点弾を決めてスコアは2-2。だが、アディショナルタイムに再びドラマが待っていた。80+3分、富山一がFKのチャンスを得ると、小森のキックに合わせたのは途中出場の高木。2年生の劇的ゴールが決まって、富山一が接戦を制した。


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