上写真=堅い守備で四日市中央工を抑え込んだ秋田商
写真◎福地和男

■2018年12月31日 全国高校サッカー選手権1回戦(千葉・フクダ電子)
秋田商(秋田) 2-0 四日市中央工(三重)
得点者:(秋)長谷川悠、富田蓮史郎

J内定者を擁する“四中工”が初戦敗退

 全国最多出場回数(44回)を誇る古豪・秋田商が、秋田県勢として14年ぶりに高校選手権での勝利を飾った。
 序盤こそ四日市中央工の勢いに押されたが、堅い守備で徐々にリズムをつかむと、34分に先制点。鈴木銀のクロスを受けた長谷川が、胸トラップから素早く左足を振り抜いた。リードを許した四日市中央工は積極的に交代カードを切って攻勢を強めるも、決定機を作るには至らず。68分には秋田商がコーナーキックから追加点を奪取し、試合を決定づけた。
 終盤になると四日市中央工はパワープレーで強引にゴールを狙ったが、最後まで秋田商のゴールを割ることができず、2-0のまま試合終了。J1松本へ加入内定の山本、U-17日本代表の和田らを擁する四日市中央工が1回戦で姿を消し、秋田商は14年ぶりに2回戦に進出した。


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