上写真=30分に決まったヒュメットのゴールが決勝点。G大阪がACL2の頂点に立った(写真◎Getty Images)
■2026年5月16日(土)ACL2決勝(@キングサウード)
アル・ナスル 0−1 ガンバ大阪
得点:(G)デニス・ヒュメット
ジェバリ→ヒュミットで決めたゴールが決勝点
序盤から相手の圧力を受け続けた。ボールを握られ、守備に奔走する時間が長くなる。
それでも敵地に乗り込んだG大阪の選手たちは粘り強い守備でゴールを割らせなかった。
守備陣はもちろん、アタッカーの山下諒也が、食野亮太郎が、ジェバリが、プレスバックで相手に自由な攻撃を許さない。
そして30分、ワンチャンスをものにしてG大阪がネットを揺らす。相手のシュートをGK荒木がストップしたところが出発点だった。最終ラインから送られたボールを自陣中央でジェバリが収め、相手に当たらながらも前進。左の食野に展開し、鈴木徳真を経由して再びボールを受け取ると、前方でフリーになったデニス・ヒュメットへパスを通した。
ヒュミットは冷静にGKの位置を確認し、右足でシュート。ボールはゴール右隅へ吸い込まれた。
VARチェックの結果、ゴールが認められるとサウジアラビアまで駆けつけたガンバサポーターが埋めるスタンドの一角から歓喜の声が上がった。
1−0のまま折り返した後半も、G大阪は前半と同様に粘り強い守備をベースに試合を進めていった。とりわけ効いていたのがジェバリのキープ力。先制点の場面もそうだが、相手の攻めを食い止め、攻撃に転じるときにジェバリがいったん収めることでG大阪の選手たちが前に出る時間を作り出した。
タフなゲームで両チームともに疲労が蓄積していく中、互いに選手を交代させながら試合は終盤を迎えたが、G大阪は集中力を切らさず、アル・ナスルの波状攻撃を跳ね返し続けた。
6分と表示された後半のアディショナルタイムも相手の攻撃に何度もピンチを迎えたが、G大阪の選手たちは戦う姿勢を保ち続け、最後までゴールを許さず。完全アウェーの重圧を跳ね返し、1−0で勝利をつかみ取った。
コンペティションは異なるものの、G大阪は2008年以来のアジア制覇を達成(前回はACL)。サウジアラビアのスター軍団と言われるアル・ナスルを粘り強く、力強い戦いぶりで下し、頂点に立った。
▼出場メンバー
・G大阪◎GK荒木琉偉、DF岸本武流、三浦弦太、中谷進之介、初瀬亮、MF鈴木徳真(60分:安部柊斗)、美藤倫、山下諒也(60分:奥抜侃志)、FWイッサム・ジェバリ(80分:宇佐美貴史)、食野亮太郎(70分:ウェルトン)、デニス・ヒュメット(46分:南野遥海)
・アル・ナスル◎GKベント、DFナワフ・ブーシャル(46分:スルタン・アルガンナム)、モハメド・シマカン、イニゴ・マルティネス、アイマン・ヤハヤ(66分:サレム・アルナジディ)、MFアブドゥルラフマン・ガリーブ(66分:キングスレイ・コマン)、アリ・アルハッサン(80分:アブドゥラー・アルハムダン)、サード・アルナセル(56分:アンジェロ)、サディオ・マネ、FWジョアン・フェリックス、クリスティアーノ・ ロナウド
