3月5日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16第1戦で、ヴィッセル神戸がホームで光州(韓国)と対戦した。神戸は前半に先制すると、すぐに追加点を奪って優位に進める。リードして迎えた後半は相手の反撃に苦しめられる場面もあり、追加点こそ奪えなかったが、粘り強く戦って失点せずに試合をクローズし、勝ち抜きに前進した。

上写真=20分に先制点を決めた大迫。29分には2点目をアシストするなど違いを見せつけた(写真◎Getty Images)

■2025年3月5日 ACLEラウンド16第1戦(@神戸)
神戸 2-0 光州
 得点:(神)大迫勇也、井出遥也

ヘッドで先制、クロスでアシスト

 序盤は一進一退の攻防が続いたが、20分に神戸が先手を取る。MF佐々木大樹が右サイドから左足でセンタリングを送ると、タイミング良く走り込んできたMF井出遥也がヘディングシュート。これはクロスバーに当たったが、はね返りをFW大迫勇也がヘッドで押し込んだ。

 さらに29分、右サイドのスペースでパスを受けた大迫がセンタリング。またも井出が飛び込んできてヘッド、今度は左ポストに当たったものの、内側にはね返ってネットを揺らし、すぐさまリードを広げた。

 2-0として折り返した後半、光州はハーフタイムに2人を投入。反撃を期す相手に神戸は押し込まれる時間帯もあったが、セットプレーのピンチで集中したディフェンスを見せるなど、相手に流れを渡さない。

 3点目こそ奪えなかった神戸だが、終盤は選手交代も交えながら冷静に試合を進め、そのままシャットアウト。ホームでの複数得点で完封勝利を収め、勝ち抜きに前進した。


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