【ACL】9年越しの初ゴールを挙げた川崎F・登里享平~「ゴールは結果につながらなかった。ただそれだけ」
目指す場所ははるか先
素直に喜べない9年越しの初ゴールとなった。
1-1の55分。右サイドに流れた小林悠が裏へ抜け出した瞬間、登里享平はもう動き出していた。相手のマークを外すと、ゴールのイメージをしながら小林の低いクロスに飛び込む。最後の仕上げは、左足のインサイドでゴールへ流し込むだけだった。
「いいボールがきたので。うまく飛び出せたと思う」
この日の主役になるはずだった男は、厳しい顔のまま淡々と振り返った。
高卒10年目の生え抜きが、ACLの空気を初めて吸ったのは2009年大会。当時はベンチに座ったのみで終えたが、10年大会、14年大会、17年大会は貴重な戦力となり、アジアでの経験をこ...