上写真=60分にリードを広げるPKを決めたケインが雄叫び! ベリンガム(右)とともにメキシコ撃破の立役者となった(写真◎Getty Images)
■2026年7月5日 北中米ワールドカップ・ラウンド16(メキシコシティ)
メキシコ 2-3 イングランド
得点=(メ)キニョネス、R・ヒメネス
(イ)ベリンガム2、ケイン
VARの介入で退場&PK
最初に決定機を作ったのは地元の大声援を受けるメキシコ。15分、アルバラドが右から上げたクロスをR・ヒメネスがダイビングヘッドで合わせたが、ゴール右下を捉えたシュートはイングランドGKピックフォードが鋭い反応で防いだ。
イングランドは細かいミスが多く、なかなか良い形を作れずにいたが、36分に少ないチャンスを生かして均衡を破る。相手の攻撃を防いだ直後にライスが長い距離を運んでカウンターで攻め込むと、パスを受けたサカのクロスをベリンガムがダイビングヘッドで決めた。
さらにイングランドは再開のキックオフ直後の38分、敵陣でボールを奪ってカウンター。ベリンガムからのパスをケインが右から折り返すと、ゴール前に走り込んでいたベリンガムが合わせ、あっという間にリードを2点に広げた。
だがメキシコも42分、左からのFKがゴール前中央でこぼれたところをキニョネスが蹴り込み、すぐさま1点差に迫る。さらに前半アディショナルタイム45+3分には右からのクロスR・ヒメネスがヘッドで合わせるが、GKピックフォードのファインセーブに阻まれる。これで得たCKから再びR・ヒメネスがヘッド、ファーサイドに流れたところをモンテスが押し込もうとしたが、ぎりぎりのところでベリンガムにクリアされた。
イングランドは1点リードで迎えた後半、49分にロングスローのこぼれ球からオライリーが左足で狙うも、右ポストに当たって決まらなかった。流れをつかんだかに見えたが、その矢先の52分、クアンサーがメキシコのガジャルドに激しいタックル。イランのファガニ主審はプレーを流したが、VARが介入してオンフィールドレビューの結果、54分にクアンサーは退場となった。
ところが10人になったイングランドが60分、逆に追加点を奪う。GKピックフォードのロングパスをケインが競り合うと、エリア内へのこぼれ球にゴードンが反応し、メキシコGKアンヘルをかわそうとしたところで倒されてPKを獲得。これをケインが決め、下記のW杯通算得点ランキングで5位タイに浮上する14得点目を決めて再びリードを2点に広げた。
だがそのケインが65分、自陣エリア内でこぼれ球をクリアしようとしたところで、後方から足を出して先にボールに触ったグティエレスの足を蹴る形に。ここでもファガニ主審はプレーを流したが、VAR介入とオンフィールドレビューでPKとなり、R・ヒメネスが決めて1点差とした(得点時間は69分)。
勢いづくメキシコは同点を目指して攻め込むが、イングランドはGKピックフォードの好セーブなどでリードを守り切って勝利。開催国を下し、ノルウェーと対戦するベスト8に駒を進めた。
