現地時間7月1日に行なわれた北中米ワールドカップのラウンド32(決勝トーナメント1回戦)で、開催国の一つであるアメリカとボスニア・ヘルツェゴビナが対戦した。アメリカが前半に先制して優位に進めていたが、後半に退場者を出して以降はボスニア・ヘルツェゴビナが主導権を握る。それでも粘り強いディフェンスを見せたアメリカが終盤に追加点を奪い、ベルギーと対戦するベスト16に駒を進めた。

上写真=先制したアメリカは後半に退場者を出して苦戦したものの、追加点を奪ってボスニア・ヘルツェゴビナを下した(写真◎Getty Images)

■2026年7月1日 北中米ワールドカップ・ラウンド32(サンフランシスコ)
アメリカ 2-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ
得点=(ア)バログン、ティルマン

VARの介入で退場処分

 ボスニア・ヘルツェゴビナは11分、アライベゴビッチのCKが鋭く曲がってゴール方向に飛び、直接ゴールインするかと思われたが、アメリカGKフリースが好反応で防ぐ。アメリカは31分にボスニア・ヘルツェゴビナのビルドアップにプレッシャーをかけ、ティルマンが奪ったボールをマッケニーが前線へ送り、バログンが決めたかと思われたが、バログンの位置がオフサイドと判定されて先制点とはならない。
 
 前半終了間際の44分、先制したのはアメリカ。GKのロングキックをはね返してカウンターに転じ、ティルマンが前線のバログンへスルーパス。カットしようとしたボスニア・ヘルツェゴビナの選手に当たったボールがバログンの目の前にこぼれ、そのまま蹴り込んで先制した。
 
 アメリカは前半アディショナルタイムの45+8分にも左からのクロスをデストが折り返し、バログンが右足で狙ったがクロスバーに当たって外れた。1点リードで迎えた後半も追加点を狙って攻め込んだが、60分過ぎに思わぬアクシデントが起こる。競り合いの際にバログンがボスニア・ヘルツェゴビナのムハレモビッチの足首を踏みつける形になり、VARが介入。64分にバログンは退場となり、残り30分近くを10人で戦うことになった。
 
 ボスニア・ヘルツェゴビナの攻撃が勢いづいたが、アメリカは攻め込まれても粘り強く対応。82分には攻め込んでエリア外左でFKを得ると、ティルマンが直接決めてリードを広げる。その後も相手の反撃をはね返し、劣勢をはね返して勝利。今大会3得点のバログンが出場停止となるのは痛手ながらも、ベルギーと対戦するベスト16への進出を決めた。


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