上写真=セネガルがイラクに勝って3位となり、得失点差のアドバンテージも得た(写真◎Getty Images)
■2026年6月26日 北中米ワールドカップ・グループステージI組第3節(トロント)
セネガル 5-0 イラク
得点=(セ)ディアッラ、I・サール、ゲイエ2、I・エンディアイエ
開始早々に先制&数的優位に
初戦から連敗を喫した両チームの目標は、この試合に勝って勝ち点3を得て3位となった上で、得失点差や総得点の数値を上げて他グループの3位チームより上位に入り、グループステージ突破の可能性を高めること。好スタートを切ったのはセネガルだった。開始4分、右CKをセックがヘッドで合わせると、ディアラに当たって決まり、早くもリードを奪う。
この時点でセネガルは得失点差をマイナス2として、C組で勝ち点3の3位・スコットランドのマイナス3を上回り、同じくA組で勝ち点3の3位・韓国のマイナス1に迫った。得点を重ねていきたい状況で、さらに大きなアドバンテージを得る。9分、イラクのスラカのクリアを体に当て、フリーで抜け出そうとしたマネがスラカに引っ張られて倒され、オリバー主審はスラカに警告を与えた。しかしVARが介入してオンフィールドレビューの結果、決定的な得点の機会の阻止で退場に判定が変わり(退場時間は13分)、数的優位に立った。
だがイラクも立て直し、劣勢ながらも追加点を与えず前半を終えた。後半は10人で攻め込む場面もあったが、セネガルが56分に追加点。敵陣でのボールダッシュからカマラが左から折り返し、I・サールが合わせて2点目。韓国との得失点差がマイナス1で並び、次の条件である総得点で上回った。
さらに59分、途中出場したばかりのゲイエが左足で鮮やかなミドルシュートで3点目を奪うと、71分にもゲイエ、82分にはI・エンディアイエが決め、得失点差をプラス2にしてグループステージ突破の可能性を広げる勝利。イラクは1986年メキシコ大会以来の出場で、前回果たせなかった初の勝ち点獲得を目指したが、またも3戦全敗で2回目のワールドカップを終えた。
